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見当違いの思いかも?と感じつつ近頃のコンピュータ制御の車に 慣れてしまった自分に”自戒を込めて” 書いて見ます。
以前私の乗っていた車は,このシーズンになると,朝出勤する時に ”今日は一発でかかってくれるだろうか?” と本気で,朝食を取りながら心配したものでした。 それと言うのも、この愛車,キャブレター,ディストリブューター 3バルブにツインターボと言う,曲者で,夏はキャブのパーコレーション,このシーズンには,チョークを引っ張ッての始動がいつも 問題になりました。
で,朝の始動は気合ヲ込めつつ、細心の注意を払って、チョークを まず、メ一杯に引き、3分の2に戻し、アクセルを3〜4回煽ッてから、ようやくイグニッションを一段廻し、電磁ポンプのクーという音とイグ二ション onのランプを確かめてから、やおらイグニッションを第2段に廻したものです。
コレで、ボボッボボッーとかかってくれたら、しめたもの。 会社に定刻につけるという分けです。 もしかからなかったら、まず、プラグがかぶり、キャブはフローし10分は待たなくては、なりませんでした。
近頃のコンピュータ制御のエンジンは、こんな厄介な事を 全部やってくれるわけですが、少なくとも、真冬の始動後 数分で エンジンを止めれば、暖まってないエンジン内部に良いとは 思えません、私はこの季節 一度冷えたエンジンをかけたら 2〜30分は走ってやる事にしています。
なぜなら、こうしなかったら、80年代前半までのエンジンなら、まず不調になったからです。 おそらく、10年以上も経過したzならコンピュータの管理能力も 落ちてる筈、こんな車にはそれなりの扱い方が必要なのでは ありませんか。 この扱いに熟知してこそ、自分の車と思うのですが。
マ、それにしてもブラックボックスの塊みたいな近頃の車、 私は嫌いです。便利ですけれどね、苦労をしないということは その分”愛着の度合い”も その程度だ ということです。
安直に手に入る恋は また簡単に過ぎてゆくーーてなもんです。
[ 2001/12/18(火) 05:17:29 ]
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